固体バイオ燃料の品質規格である、ISO17225-2やEN-plusに準拠した灰溶融挙動の測定を開始しました。両規格ともCEN/TS 15370-1:2006を引用しております。これまで日本国内では燃焼灰の軟化点、融点など、灰溶融性試験は主に石炭のJIS規格やASTM規格で行なわれております。近年、木質ペレット燃料などについて、欧州の固体バイオ燃料の規格による灰溶融挙動試験のニーズが高まっているため、弊社では固体バイオ燃料の規格にも対応可能な試験装置を導入しました。本装置は自動撮影画像解析機能により、円柱試験体の収縮開始、変形、半球、溶流の各温度を自動測定が可能です。
また、従来のJIS規格の試験も承っておりますので、ご希望の試験規格をお選びいただけます。
※新たに発行された試験規格のIOS21404:2020にも対応可能です。CEN/TS法との主な違いは、試験柱の寸法が3~4mmに変更されています。
お問合せ先:(株)サンコー環境調査センター
042-482-6634(担当:中島)